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セレモニーにおすすめしたいコート

2021年01月26日


1月も間もなく終わり。もうすぐ2月ですね。
そろそろ次の新しいシーズンに向けての準備もしなきゃ、という方も多いのではないでしょうか。
今日は、セレモニーにもぜひおすすめしたいコートをご紹介いたします。



・mina perhonen「forest parade」コート navy
・Bilitis dix-sept ans「Organdy Blouse(Lace)」Ivory
・mina perhonen「knoll」スカート charcoal
・tamas「find me」イヤリング Black
・chausser「C-2038 チェーンステッチラウンドトゥパンプス」BLACK

どこかクラシカルな雰囲気と、上品で正統派な印象のステンカラーコート。
深いネイビーに、真っ白で立体的な刺繍レースが目を惹きます。



ベースの生地はウールジョーゼット。
ジョーゼットとは、タテ糸・ヨコ糸のどちらにも強く撚りをかけた糸(強撚糸)を使用して平織りし、仕上げに生地を縮ませてシボ(しわ模様)感を出した「ちりめん」織物の一種になります。
さらにこちらのコートは、あえて糸の太さを不揃いにして、手つむぎ糸のような風合いを目指して
織り上げられています。

よく見ると表情があって、とても柔らかな肌触り。
お色もマットなブルーではなく、ブラックとブルーの2色の糸を交織したことで、
奥行きのある色合いに仕上がっています。

コート特有の”ずしーん”と乗っかる重さがなく軽さを感じられるのも、
このジョーゼットならではの魅力です。
それだけで、出番が多くなりそうです。やっぱり着心地もとても重要!





シルエットは、細身なのでは?
いえいえ、ご心配には及ばずです。
身頃はシェイプがなく、すとーんとしています。
腕を上げると「あら、意外にゆったり」みたいな感じです。

お袖つきも少し落としてありますので、ごわごわっとした感じがなく動きやすいのが嬉しい。
でもお袖はすっきりとさせているので全体としてのイメージにゆったり感が出ません。
そして細く見える!なんとも嬉しいデザインです。

丈感は身長166cmの私だとひざ下くらい。
中のスカートやワンピースの裾が少し見えるくらいが好バランスです。
小柄さんだとそのままの丈感がエレガントで素敵(憧れます)。



中央に施された“forest parade”のレース。
鳥さんやお花、葉っぱ、PEACEの文字・・・森を彩る37種類のパーツ。
にぎやかなパレードのように、美しいコートに華を添えます。



優しい印象の丸襟。大きめのポケット。
きりっとしているようで、大人の可愛らしさも感じられるデザインです。
これも、「実は」な、さりげなさ。
どこか懐かしく安堵感もあるのはそのせいかもしれませんね。




卒園や入園、入学式などにも、ということでコートの中はこんなコーディネートでした。



ブラウス+ミモレ丈のプレーンなギャザースカートの組み合わせ。
こだわりがあるアイテム同士の組み合わせだからこそ、
シンプルながらもそれぞれを引き立て合い美しいのだなと、着てみて改めて思いました。
背筋がすっと伸びる感じです。

お顔周りが明るくなるブラウスの白。
白には神聖なイメージがあり、純粋さや希望、厳粛さを与えるので、門出を祝うお席にはぴったりですね。



スカートはふっくらとしたヘリンボーン柄の刺繍。
ベーシックなチャコール地に、ふっくらとした刺繍糸のコントラストが映えます。
ウエストのギャザーをポイントに、トップスはすっきりとインして。



ブラウスは今の私たちのいち推し、ビリティス!
フランス製のリバーレースを用いたスタンドカラーブラウスです。

一目で虜になってしまうような美しさ。
世界に数台しかない特別なマシーンを使用し、複雑で繊細な独立した柄を表現するために、
柄と柄の浮き糸を手作業でカットするという気の遠くなるような手間暇をかけてつくられた
大変美しく貴重なレースなのです。

肩にはギャザーを寄せ、腕が入ることでふんわりとしたシルエットになっています。

素材は上品で高級感のある風合いが魅力のオーガンジー。
独特の透け感と、薄地ながらハリとコシもあります。

この美しい生地とレースによって、華やかさと品のある女性らしさが表現されています。
うまく言えないですが。。。
母としての柔らかさ、美しさ、凛とした強さ。。。という部分と通ずるところもあるのではないでしょうか。
お子さんから見ても、このコーディネートに「はっ」とされるかもしれませんね。
お家で見る母とはまた違った姿も、きっと素敵で誇らしいものに映っているのでは、と思います。(私もそうでありたい)



耳もとはtamasのアクセサリーで。
美しいビーズがぎゅっと敷き詰めた、シックなお花のようなデザイン。
きらきらとさりげなく、でもとても華やかです。



今回、足元のお色も迷いました。
普通なら黒やネイビーを選ぶのだろうけれど、そこはあえてゴールドをセレクトしたところがラリー流。
少しラメの輝きがあるところが気に入っています(^^)
よかったら、真似してみていただけたら嬉しいです。

パンプスはchausserでは長年継続して作られている、人気のタイプ。
本当に、シンプルで美しい、という言葉がぴったりな逸品。
いわゆる、スーツに合わせるパンプス、みたいなのとは全然違いますよー。

柔らかくセミマットな革の質感がたまらないのです。
私はどちらかといえば普段、ソックスと合わせてデニムなどに合わせたくて購入しましたが、
ON、OFFという感じでどちらのイメージも好きで、大切に履いていきたいと思っています。

きちんとした場で履くヒールをお探しの方にはぜひぜひおすすめしたい、間違いない1足です。
流れるような曲線的なフォルムが、足元を美しく上品に演出してくれますよ。



実体験でいくと、我が子の卒園式も入学式もただただ寒くてコートをそのまま着ていたような。。。
(さすが金沢)
そう思うと、やっぱりコートは最終的に羽織るだけのものではないと改めて。
コート込みのコーディネート。楽しんでいただきたいなと思います。
でも我慢だけはせずに、気温にあわせて、ブラウスの上にはジャケットやニット素材のカーディガンなど合わせていたただいたりして。

こうやって椅子に座った時に、素敵なミナのテキスタイルがちらりと見えただけでも
なんだか嬉しいですね(*^_^*)


普段ついつい着てしまうのは、気軽でどちらかといえばカジュアルな雰囲気のコート。
でも大人になると時として場も効くコートも必要なことも。
特別感があって他にはない!!そんな1枚との衝撃的な出会いはありましたでしょうか。
今回ご紹介したのは、そんな運命を感じていただけるコートだと思います。

セレモニーに、そして普段にももちろん落とし込んで。
ずっと愛用していただきたいです(^^)
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